第10回 住宅会社選びで大切な2つのポイント ーその①ー

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こんにちは!
KO-KEN HOME DESIGNです。

9月ももう、残り半分となりました。

先日は夜の月が綺麗でしたね。
事務所の周りではコオロギや秋の虫たちが鳴いており、秋を感じるようになりました。

本日も家づくりに知っておくと良い知識について、ブログを書いていきたいと思います。

 
 
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前回の復習
 
「家づくりに適した土地であるかどうか」
について、まずは建築会社に相談をしましょう!ということを前回、お伝えしました。

※まだ読んでいない方はこちらから
 
では、どんな建築会社に相談をすれば良いか。
相談相手として下記ポイントに当てはまる会社には注意しましょう。
 

✔資金計画もせずに、いきなり土地を探そうとする

✔先に土地を不動産屋さんで決めてきてくださいという

✔住宅ローンを銀行に丸投げ

✔手当たり次第にたくさん土地情報を集めようとする

✔土地が見つかるまでプランを描いてくれない
 
 

今回は 、どうして上記の様な会社に注意するべきかについてお伝えします。

その上で「住宅会社選びで大切な2つのポイント」のうちの一つ目について説明していきますね。
 

 
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住宅会社選びで大切なポイント①

大切な3点について「プロ」であるかどうか
 
大切な3点とは何か、順を追ってご説明します。
 
 
 
  
まず、上記でお伝えした様な会社にはどうして注意すべきなのか

それは、『家を売ることしか考えていない』からです。
 
そんな営業マンには注意していただきたいです。

 

 
新築を建てる方は、30年以上という長期間で"住宅ローン"を組むのがほとんどです。
 
 

長く続く住宅ローンの支払い。
それぞれ、ライフプランの中には、
 

・車の買い替え

・子供たちの大学や専門学校に進学

・家族の思い出づくりのための旅行

・食費や光熱費も子供の成長とともにどんどん増えていく
 

お金のかかるポイントが要所にあります。
 
そして時間の流れと共に収入や支出が変わることは当たり前です。

その変化を踏まえた上で、建てた後の暮らしのことを考えた資金計画がとても大切です。

 
 
 
しかし、冒頭のチェック項目にある、

 
✔資金計画もせずに、いきなり土地を探そうとする

✔先に土地を不動産屋さんで決めてきてくださいという

✔住宅ローンを銀行に丸投げ

✔手当たり次第にたくさん土地情報を集めようとする

✔土地が見つかるまでプランを描いてくれない
 

上記の様な会社は、明らかに資金計画をおろそかにしたままで家づくりを進めていこうとしています。

 
 

資金計画を疎かにしてしまうと
 

・家づくりで妥協しなければならない点が出てくる
 
・無理な住宅ローンを組むことになり、後々苦しい生活を送ることになってしまう
 
 
など、悲しい結末になってしまう可能性が高くなります。
 
 

住宅会社は『家を建てるプロ』です。
 
しかしそれと同時に、あなたにとっての初めての家づくりを全力でサポートすべき存在でもあるべきです。
 
 
 
 
お客様の将来の幸せを真剣に考えているならば、下記3点についてもプロであるべきなんです。

①お金のこと

②建物のこと

③土地のこと
 
 
住宅会社を選ぶ時には、建築だけではなく、上記3つ全てにおいて「プロ」であるかどうか。
 
住宅会社選びの大切な一つ目のポイントです。
 
 

資金計画にしても、土地選びにしても、他社に任せたりお客様のセルフサービスにするわけには行きません。
 
 
 

KO-KEN HOME DESIGNは、

家づくりにおいてトータルコーディネート

を行い、家づくりのパートナーとしてプロ意識を持ち取り組んでいます。
 
 
 
 

では、次回は住宅会社選びの2つ目のポイントをお伝えします。

お楽しみに^^

第9回 土地を見極めるための3つのポイント

 
こんにちは!
KO-KEN HOME DESIGNです。

食欲の秋、9月がスタートしました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今回も「土地探しのコツ」に関して知っておいた方が良い知識をお伝えしていきますね!
少し長いかもしれませんが、最後までお付き合いいただけますと幸いです。


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〈 前回の復習 〉

・人気の土地
 南側が道路に面した土地

・南側道路の土地のメリット
 道路に面していれば、太陽の光を遮るような建物が建たない為、日当たりが保証される。

・南側道路の土地のデメリット
 日当たりの恩恵が受けられる家の設計をすることが難しい
 金額が高額、割高。
 価格交渉が困難。即決を迫られる可能性大。
 
メリット、デメリットを踏まえて土地選びをした方が良いということを前回お伝えしました。
 
 
 
 

今回は、
「どうやって良い土地と悪い土地を見極めるのか」
についてブログを書きます。
 
 

まず大前提として、どんな土地でも設計の工夫やアイデア次第で、その土地が持つメリットを最大限に引出すことは充分可能です。

『高い土地=いい土地』
『安い土地=悪い土地』

そんな固定概念に捕われず、資金計画で導き出した予算を意識しながら、土地探しをしていただければと思います。
 
 
 
 
では何を基準に土地選びをすればいいのか、
土地探しにおいて大切な3つのポイント
についてお話しますね!
 
 

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POINT その1.

「いいな~と思う土地が見つかった時は、最低6回は現地を見に行くこと」

 
 

6回も見に行くの!?
と驚かれたかもしれません。

でも、6回なんです。

ただ何も考えずに6回見に行けばいつでもいいというわけではなく、ポイントは"いつ見に行くか"です。
 

具体的にいつ見に行くのか。
『平日の朝・昼・夜』と『日曜の朝・昼・夜』です。

 
 

平日の朝が大事な理由は下記です。

・日の入り方
・近隣の方たちの通学・通勤の様子
・ゴミ出しの状況

などり見ることが出来るからです。
 
 


平日の午後に関しては、もちろん"日の入り方"

 


そして平日の夜が大事な理由は、

・外灯があるかどうか
・人通りや車通りはどうか
・夜間も安心して暮らすことが出来るかどうか

を確認出来るからです。
 
 
 

また、平日と日曜では人の行動は全然違うため、日曜日にも朝・昼・夜、同様に様子をチェックしておいた方が良いでしょう
 
平日と日曜の両方の朝・昼・夜の近隣の状況や環境を確認することで、土地を購入してから後悔する可能性が低くなります。
 
 
 
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POINT その2.

『災害の危険性やご近所さん情報など土地についてリサーチすること』
 
 


『調べに行く時間がなかった・・・』

『何を確認したら良いか分からなかったけど、色々確認すべきだった・・・』

『不動産屋さんに聞いたら心配ないと言っていたから大丈夫だと思った・・・』

 
 
 
そんな後悔の声を過去にたくさん聴いてきました。
 
 
 
リサーチは不動産屋さんや住宅会社などに任せるのではなく、自分でリサーチすることをお勧めします。

自分がこれから長く暮らして行く土地。

ご自身の目でリサーチして確認することは安心して暮らすために、とても重要なことです。

 
 

リサーチの際には下記ポイントを確認しましょう!
 
 

リサーチでチェックするべきポイント
 

・近所の人はいい人か

・浸水の心配はないか

・地震の時の対応は?

・津波のリスクはあるか

・過去にどんな災害が起きているか

・学校までの通学路は安心?

・病院やスーパーは近くにあるか

 

それらの心配要素を消すことができる1つに、市役所や町役場に備え付けてある『ハザードマップ』があります。

過去の水災の状況、将来の災害予測、液状化リスク、緊急時の避難場所、学校や病院施設の場所などが記載されている冊子です。

これを見れば、その土地のことを多く知ることが出来ます。
 
 
  

また、ただ『ハザードマップ』を見て安心するだけでなく、

・水災があった時の状況はどうだったのか
・集中豪雨の時や台風の時の状況はどうなのか

など、ご近所さんに直接聞いてみて、生の情報を教えてもらうことも良いでしょう。
 


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POINT その3.

『住宅会社に、一緒に土地を見に行ってもらうこと』

 

その理由は2つ。
 
 

①建築のプロと土地を見ることで、マイホームに求めるものを叶えられるかがわかるから
 

住宅会社の方と一緒に見に行き、あなたが望むような家を建てることが出来るのかということを、アドバイスしてもらうようにするといいと思います。

そして、土地を契約する前に実際にプランを描いてもらい、見積りまで出してもらうようにすれば、より具体的にイメージが湧くよう
になるでしょう。

 
 
 
②土地以外にかかってくる別途費用を把握するため

 
土地を購入しようと思えば、雑誌やインターネットに掲載されている価格だけで購入することは出来ません。

その土地の状況によって様々な費用がかかってくるものです。
 
 

これらは、素人では調べることは難しい上に、不動産屋さんに具体的に聞いたとしても、ズボラな調査しかしてくれない可能性の方が高いんです。
建築するにあたり「土地がどんな状況なのか」ということは住宅会社にとっても、ものすごく大切なことです。

そのため不動産屋さんではなく、住宅会社にしっかりと事前調査してもらうことをオススメします。
 
 
 
 
 
最後に

土地の調査をお願いする住宅会社を選ぶ基準をお伝えします。
 
 

✔あなたに無理のない資金計画を立ててくれる会社なのか?

✔住宅ローンに対する知識は豊富で銀行に丸投げしないか?

✔あなたが建てたいと願う家の予算を先に伝えてくれるのか?

✔建築にかかるお金を後出しせずに正直に話してくれるのか?

✔土地の調査や近隣調査などを快くしてくれるのか?

 
上記をご確認の上、住宅会社を選ぶと良いです。
 
 

 
逆に言えば、

✔資金計画もせずに、いきなり土地を探し出そうとする会社

✔先に土地を不動産屋さんで決めてきてほしいという会社

✔住宅ローンを銀行に丸投げする会社

✔手当たり次第にたくさん土地情報を集めようとする会社

✔土地が見つかるまでプランを描いてくれない会社

 
などに当てはまる住宅会社には注意していただければと思います。
 
 
 
 
 
最後までお読みいただきありがとうございました!
 

では、次回は『住宅会社選びのポイント』ついてお伝えしていきたいと思います^^

次回の更新をお楽しみに^^

第8回 多くの方が土地探しで陥る落とし穴

 
 
こんにちは!
KO-KEN HOME DESIGN です。
 
久しぶりに家づくりに関する知識ブログを更新します。
参考にしていただけると幸いです^^
 


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本日は「土地探し」について。

家づくりをされるほとんどの方がそうであるように『日当りがいい土地を買いたい!』と思っているのではないでしょうか。
 

この日当りがいい土地とは、一般的に
敷地の南側に道路が接している『南側道路の土地』のことを指しますよね。
南側に道路があれば、太陽の光を遮る建物は建ちません。
 
光を妨害するものが建たない、南側が道路に面した土地は、一見日当たりが良さそうに見えますが、実は2つの落とし穴が潜んでいます。
 
 

 
●1つ目の落とし穴

『土地の値段が一番割高な上、誰もが同じように狙っているため手に入りにくい価格交渉をする余地もない・・・』
 
他のみなさんも、日当りがいい土地を買いたいと思っています。
競合が多い日当たりが良い土地は、広告や雑誌に載る前に売れてしまうことがほとんど...

偶然出会ったとしても、もちろん価格交渉の余地など全くないでしょうし、その土地が良いかどうかも分からない状態で即決を迫られることになるでしょう。

その上、需要が供給を上回るそういった土地は、価格の設定も割高。
家づくり予算のうち、土地に予算を使い過ぎて肝心の家に予算が回せなくなってしまう・・
 

なんとか頑張って支払っていこう!

そう言って家まで予算を超えて購入してしまうと、住宅ローンに負担がのしかかってくることになり、建てた後の生活が苦しくなってしまうことになりかねないというリスクを持っています。

 
 
 
 
●2つ目の落とし穴

『日当たりは良好。しかし、そのせいで人目が気になる暮らしにくい家になってしまうかもしれない・・・』
 
日当りが良さそうな土地で設計図を描く。
ほとんどの住宅会社は南に大きな窓をつくるでしょうし、あなたもそういう設計をきっと望むことでしょう。

しかし少し冷静に考えてみてください。

あなたの土地の南が道路だとしたら、車や人がたくさん通ることになりますよね。
隣近所の方だけじゃなく知らない方からも家の中が丸見えになる可能性があります。

人目が気になり、リラックスしてリビングで過ごせなくなってしまったり、カーテンを常に閉め切るようになってしまいます。
こうなると、なんのために日当たりがいい土地を高いお金を出して買ったのかよく分からなくなってしまいますよね。

そのため、日当たりが良い土地を購入したとしたら、設計時においてなんらかの工夫をしなければいけないということを覚えておいていただければと思います。
 
 
 

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誰もが良いと思っている『南側道路』の日当りが良さそうな土地。
メリット、デメリットを見て判断をしていきましょう。
 

また、住まいの満足度を上げるためには建物にも費用をかけたくなるお客様はたくさんいらっしゃいます。

完璧な土地を求めて費用をかけすぎて、資金計画が上手くできない!なんて状況にならないように。
 
土地と建物のトータルバランスを考えて、計画を練っていきましょう^^
 
 
 

では次回は、あなたがどんな土地を探せば良いのか?についてお伝えしていきたいと思います。

お楽しみに♪

第7回 土地探しにかかるその前に・・・

では、
今回からは『土地探し』についてお伝えしていきます。

土地探しでは、
まず土地購入のためには一体どういう経費が、
別途でかかるのかを把握することから始めなければいけません。

想像している以上に、
実はいろいろなお金がかかるので、
よく覚えておいていただければと思います。


✔土地代金・・・
雑誌や新聞広告、それからインターネットに掲載されている費用です。

✔仲介手数料・・・
土地の仲介をしてくれた不動産屋さんに支払う手数料です。
(最大で、土地代金の3%+6万円に消費税を乗じた金額です。)

✔固定資産税精算金・・・
前払いしてある固定資産税を引渡しの日を境に日割り計算し、
売主さんに支払います。
(地域によっては都市計画税も別途でかかることがあります。)

✔境界基礎工事代金・・・
分譲地の場合であれば、
隣との境に作るブロックやフェンスの基礎費用です。(隣と折半が多い)
隣との境に境界がない場合は、設置しなければいけないこともあるので、
土地を買う時にはしっかりとチェックしてください。

✔水道加入金・・・
市町村に支払う水道メーター設置や
水道の使用権利金です。
市町村によって指定の水道管口径が異なり、
そうなれば金額も異なってくることになるので、
市町村の水道課にて確認することが大切です。

✔所有権移転登記費用・・・
土地を購入する際に登記変更をします。
あなたの名前になるのです。
その手続きの費用になります。
また、購入した土地が宅地(家を建てれる地目)になっていない場合(例えば畑など)は、
別途、地目変更登記費用が掛かる場合もありますのでこちらもしっかり確認をしましょう。

これら6項目は、
ほぼ全ての土地で必要になってくるので、
しっかり覚えておいてください。

またこれらの他にも、
地域によっては排水許可をもらうための
排水負担金が必要になってきたり、

水道が敷地内に引き込まれていない場合であれば、
前面道路から敷地内に水道管を引き込むための
水道引込工事費用が必要になってきたり、

畑や田んぼなどの農地を購入される予定であれば、
土の入れ替え工事費用や造成工事費用などが
必要になってくるでしょうから、
そういった費用も考慮した上で、
土地探しをしていく必要があるんですよね。
それらを差し引いた上で、土地予算を出し、
土地探しをしないと確実に予算オーバーしてしまいますから。

そのオーバーしたお金は、
建築費用を圧迫しかねないですし、
もしかしたら、余分に借り入れしなくてはいけなくなってしまうことになるので、
雑誌や新聞広告、そしてインターネットに
載っている土地代以外にも色んなお金がかかるんだということを
しっかり把握していただければと思います。

それでは、次回は『多くの方が土地探しで陥る落とし穴』についてお話ししていきますね。
お楽しみに♪

第6回 家づくりにかかる諸経費について

それでは、今回は家づくりにかかる諸経費についてお伝えしていきますね。

諸経費とは、
"住宅ローンを借りる時に銀行に支払わなければいけない経費"に
"火災保険・地震保険料"、
それから土地家屋調査士や司法書士にしてもらうことになる
"登記費用"の3つのことを言います。


まずは、銀行に支払わなければいけない経費ですが、
これは選ぶ住宅ローン商品によってかかる経費が違ってきます。


例えば、固定金利選択型の住宅ローンでは、
✔印紙代 ✔事務手数料 ✔保証料

この3つの経費が必要となるのが一般的なのですが、

フラット35であれば、保証料はいらないものの、
✔融資手数料 ✔印紙代 ✔団体信用生命保険料
✔つなぎ融資手数料 ✔つなぎ融資金利、
といった全く違う経費がかかってくることになります。

また、同じ固定金利選択型の住宅ローンだったとしても、
銀行や借入れする人によって条件が違ってきます。
フラット35のつなぎ融資にかかる手数料や金利は、
土地を自己資金で買うのかそうじゃないのか?
によっても違ってくることになります。

一般的には、これらの経費は、銀行がオススメする固定金利選択型の住宅ローンは安くて、
あまり銀行がオススメしてくれない固定の住宅ローンは高いものなのですが、
金利に加えこれらの経費まで安いという理由から安易に固定金利選択型ローンを
選んでしまう方が多いので、注意していただければと思います。

では、続いて『火災保険・地震保険』についてお伝えします。
火災保険については、損害保険会社によって違いがあり一概には言えないので、
火災保険を選ぶ上で最低限の知識をお伝えしていきます。

まず、火災保険は『建物のみ』に入るか?
あるいは『家財』にも入るのか?
という選択肢があります。
『家財』とは、テレビやソファなどのことですが、もちろん『家財』まで入ると保険料は高くなります。

そして次に、保証範囲によって支払う費用が違ってきます。
火災保険ですから、もちろん火災による被害には対応しているのですが、
ここ最近では、自然災害による浸水被害が増えていることから
『水災』による被害まで網羅される方が多くなっています。

そうなれば費用はもちろん上がってしまうのですが、
このご時世ですから、少し土地が低いなと感じている方だけじゃなく、
たとえ心配がない地域に住まわれる場合でも、多少費用をかけてでも水災には対応しておくほうが無難かもしれませんね。

また、火災保険の価格は『建物の構造』によっても違ってきます。
少し意外かもしれませんが、実はこの建物の構造が、
火災保険の価格を最も左右するんですよね。

木造住宅では、建物の構造は『耐火(T構造)』と『非耐火(H構造)』の2つに分類されます。
新聞広告やインターネットで見たことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、
『省令準耐火構造』という構造が木造住宅では耐火構造(T構造)にあたります。
そして、耐火なのか非耐火なのかで、火災保険の価格はなんと60%近くも変わってしまいます。
パーセンテージでは、いまいちピンと来ないでしょうから、数字でご説明させていただきます。

例えば、火災保険は10年間までは一括払いをすることが出来るのですが、
2000万円の建物で耐火と非耐火を比較してみると、
あくまでザックリですが、耐火なら10年で約15万円なのに対し、
非耐火なら10年で約35万円もの費用がかかってきてしまいます。
その差なんと約20万円です・・・しかも10年で・・・

ですから、住宅会社でプランをしてもらう際には、その会社の建物の基本構造が、
耐火なのか非耐火なのかをしっかり確認していただければと思います。
また、あなたが希望していることが耐火基準から外れることもあるので、
その点も住宅会社に確認しつつプランをしてもらってください。

『地震保険』に関しては、ポイントが5つあります。

1つ目は、"どこの保険会社で加入しても条件が同じ"だということです。

2つ目は、"火災保険に入らなければ、地震保険単体では入れない"ということ。

3つ目は、"最長で5年なので、5年ごとに更新しなければいけない(1年ごとの更新も可)"ということ。

4つ目は、火災保険同様"耐火構造なのか非耐火構造なのかで保険料が60%近く変わってくる"ということ。

5つ目は、"最大で建物の価格の半分までしか補償してくれない"ということ。

つまり、もし地震が起こり、全壊したとしても、あなたが家を2000万円で建てたとしたら
1000万円までしか保険がおりてこないということなんですよね。

ですから、地震保険さえかけていれば、地震が起こった時に建替えが出来るという
勘違いだけは決してしないようにしていただければと思います。
地震保険は、当面の生活資金のための保険だという風に認識していただいていた方がいいでしょう。

『地震保険』は以上の5つを覚えておくようにしてください。

では最後に、『登記費用』についてお伝えしていきます。

登記に関しては、もしあなたが現金で家を建てる予定でいらっしゃるならば、
その多くを省略することが出来ます。
しかし、銀行で住宅ローンを借りて家を建てるのであれば、
銀行があなたの土地や建物を担保として設定するようになるわけなので、
必要になってきます。

では、一体どんな登記が必要になるのかをご説明します。

✔所有権移転登記・・・
土地を買った時に名義を売主から買主に移すための登記
(土地から買って家づくりをする方は必要)

✔建物表示登記・・・
新築したときに構造や面積、敷地との関係を示す登記
(住宅ローンを借りて家を建てる方全てに必要)

✔建物保存登記・・・
新築した家が自分の持ち物であるということを第三者に示すためする登記
(住宅ローンを借りて家を建てる方全てに必要)

✔抵当権設定登記・・・
融資した銀行が土地や家を担保に入れたことを第三者に示すための登記
(住宅ローンを借りて家を建てる方全てに必要)

✔建物滅失登記・・・
建替えするにあたり、もともと建っていた家を取り壊したことを証明するための登記
(古い家を取り壊して家を建てる方は必要)

✔土地地目変更登記・・・
畑や田んぼなどの農地であったり、雑種地といった宅地以外の土地を宅地に変更するための登記
(宅地以外の地目の土地の上に家を建てる全ての方に必要)

とまあ、土地から買って家づくりをするのか?建替えなのか?
によって必要になる登記は違うのですが、この6つを覚えておいていただければ、大丈夫だと思います。

いかがでしたか?
これであなたも諸経費についてご理解いただけたと思います。

全体予算から、これらの諸経費に加え、家具や家電、地盤改良費用、
引越代といったその他諸々の経費を差し引いていただければ、
あなたが土地や家に掛けられる予算がより明確に出てくることになります。

これでようやく土地探しに進めることになるので、
次回からは
『土地探し』について詳しくお伝えしていきたいと思います
お楽しみに♪

第5回 正しい資金計画のやり方

では、今回は資金計画のやり方についてお伝えしていきます。
まず、資金計画で大切なことは、どのタイミングで資金計画を行うか?
ということです。

土地を決め、住宅会社を決め、プランを描いてもらい、
そして見積りを出してもらうと同時に
『資金計画書』という名の予算シートを出してくれる住宅会社が多いのですが、
このタイミングで資金計画を行うのではあまり意味がありません。


資金計画とは、
全体予算をはじめ、土地や家などにそれぞれ一体どれくらい
予算を振り分けるのかという計画を立てるために行うものですから、
家づくりの最初にしなければ意味がありません。
ですから、家づくりは、まずは資金計画から始めるということを
肝に命じておいてください。

そして、その資金計画で最初に行うことが
『住宅ローン選び』です。

では、まずは住宅ローンについて考えてみましょう。

『住宅ローン』で借り入れする金額を決める際、

1.金利タイプ
2.返済期間
3.月々返済額
この3つをもとに決めていきます。

1の金利タイプについては、前回詳しくお伝えしたので、
それをもとに選んでみてください。

では続いては、"返済期間"についてです。

一般的には、返済期間の最長は35年なのですが、
(フラット50という50年までOKという商品もありますが、
ここでは割愛します)
返済期間については多くの方が勘違いしていることがあります。
それは、返済期間は5年単位でしか決められないという勘違いです。
実は、この返済期間は、5年単位という決まりなどもちろんありませんし、
自分自身で自由に決められます。
好きな年数でね。31年とか、24年といった風に。

またフラット35という商品を選ぶ場合、商品名がそうだからかもしれないのですが、
35年返済しかダメだと思い込んでいる方がけっこういらっしゃいます。
この誤解についても、決してそんなことありませんので、安心していただければと思います。

返済期間については、以上のことを踏まえつつ、
職業や年齢などを考慮した上で決めていただければと思います。
ただし、あまり短い期間で設定してしまった場合、
借入額が少なくなってしまうことになるので、
予算という点も考慮しつつ決めていただければと思います。

では続いては、"月々の返済額"についてです。
ここで質問です!

あなたは毎月いくらぐらいなら返済出来ますか?

1.今の家賃で払っている金額ぐらい?
2.家賃に1万円足したぐらい?
3.家賃に2万円足したぐらい?
4.せっかく一生に一回の家を建てるのだからそれ以上?

ここで答える金額については、その方の価値観によるものなので、
正解があるわけではないのですが、
しいて言うならば、何を基準に決める?かということが大切になります。

あなたが、現在賃貸アパートやマンションにお住まいなら、
『家賃』+『光熱費(ガス・電気・水道代)』が、
居住費としてかかっていますよね。

そして、これから家を建てるとなると、
この『家賃』が『住宅ローン』に変わり、
さらに『固定資産税』が税金としてかかってくるようになります。

また、家を建てるとなると、家の面積が増える分、
もしかしたら光熱費も多少上がるかもしれませんし、
20年後、30年後の『修繕』に備えて、その積立てをしていきたいと思っているかもしれません。

そうなれば、今までよりもお金がかかってしまうということになりますよね。

ですから、本当は最初に『資金計画』をしつつ、
それに加えて『生命保険』を見直した方が良いんですよね。

住宅ローンを借りるとなると、団体信用生命保険と言う生命保険に加入することになります。
そうなれば、ローンを組んだ方に、もしものことが合った場合、
住宅ローンがその保険金で相殺されることになります。
つまり手厚い保障がつくということなんですよね。

ですから、家を建てる機会に、一度現在お入りの生命保険を見直してみることも大切なんですよね。
無駄に保障ばかり増やして、保険にお金をかけ過ぎてしまっている方も決して少なくないですからね。

もし、保障の手厚さは維持したまま、保険が1〜2万円削れれば、
それで固定資産税や修繕費用の積立てが出来ますから、
保険の見直しもぜひ前向きに考えていただきつつ、
返済金額を算出していただければと思います。

第4回 3つの住宅ローン商品の特徴  ~固定金利~

では最後に、"固定金利"についてお伝えします。

固定金利は、その名の通りずっと金利が固定され、
一生涯返済額が変わらないという特徴を持っています。
つまり安心であるということが言えるのですが、
その反面、先程の変動金利や固定金利選択型金利に比べると、貸出金利が高いと言うデメリットを持っています。

また、変動金利や固定金利選択型金利に比べると、
住宅ローンを借りるための初期費用も余分にかかってしまう部分もあるというデメリットを持っています。

ですから、金利が高いことから返済額を基準に借入れする金額を決めるとしたら、
予算は変動や固定金利選択に比べると少なくなってしまうし、
その上、初期費用が余分にかかることから、
さらに土地や家に費やせる予算が減ってしまうことになります。

また、この"固定金利"の代表的商品には住宅金融支援機構が取り扱う
『フラット35』がありますが、この商品を選ぼうとした場合には、
商品の性質上、つなぎ融資の手数料と金利という余分な費用がさらにかかってくることになります。
フラット35の貸出金利の中には、銀行のように団体信用生命保険料が含まれていないタイプもあるため、
その保険料を別途で支払うようになるので、その費用も初期費用やランニングコストとして予算計上しておくことも大切なこととなります。

いかがですか?
3つの商品の特徴をお伝えしてきましたが、
それぞれの商品がメリットもデメリットも備え持っていることをご理解いただけたと思います。
これらの特徴を踏まえつつ、自分に合った住宅ローン選びをすることが、
『資金計画』では大切なこととなってきます。

目先の金利の安さで選ぶのも危険ですし、
また住宅ローンは、支払い終わってみるまで、
どれが得でどれが損だということが分からないものですから、
損得勘定で選ばないようにも注意していただければと思います。

では次回は、今までご紹介した内容を踏まえつつ、
『正しい資金計画のやり方』についてお伝えしていきたいと思います。
お楽しみに♪

第4回 3つの住宅ローン商品の特徴  ~固定金利選択型金利~

続いては"固定金利選択型金利"についてお伝えします。
これは、固定という単語が入っているため、
固定金利の仲間のように感じますが、
実際のところは変動金利の仲間です。

銀行に行ったことがある方なら、
3年固定、5年固定、10年固定
といった住宅ローン商品をお聞きしたことがあると思いますが、
地方銀行の主力商品となるのが、この固定金利選択型金利です。
金利設定や金利の固定期間は各銀行によって様々ですが、
固定期間が短ければ短いほど金利が安いのが特徴になります。

この商品は、当初固定期間だけは低い金利が設定されているし、
返済が変わらず安心ですが、期間が満了し、
再度同じ住宅ローンを選ぼうとした場合、
商品の性質上、貸出金利が上昇します。
(よほど現在より景気が落ち込んでいる場合なら上がらないかもしれませんが・・・)

あるいは、銀行によっては、当初の固定期間が終了すると
必然的に変動金利に切り替わるところもあるので、
この固定金利選択型金利を選ぶ場合には、こういったことも理解した上で選ぶべきです。

なにより、この商品を選ぶ上で気を付けなければいけない点は、
変動金利と違って、
返済額の上限ルールがない点です。
つまり、一気に返済負担が上がってしまうかもしれないということ。
やはりこの商品も、自己資金が多く借入金額が少ない方だったり、
着実に貯金をすることが出来、もし金利が上ってしまった時には、
ある程度まとまったお金を返済出来るような経済的余力がある人じゃなければ、
安易にオススメ出来るものではないんですよね。

期間満了時に、借り換えという選択肢もあり、
それを提案する住宅会社もありますが、
これもよく考えるべきです。

なぜなら、銀行で住宅ローンを組む場合、
必ず団体信用生命保険という生命保険に加入させられるのですが、
もし固定期間満了時において体調面に難が出てしまっている場合には、
この保険に加入出来なくなり、そうなれば借り換えが出来なくなってしまうからです。

以上が、固定金利選択型金利の特徴です。

第4回 3つの住宅ローン商品の特徴  ~変動金利~

前回、住宅ローン商品は、大きく分けて

"変動金利"
"固定金利選択型金利"
"固定金利"
の3つしかないとお伝えしたのですが、
今回は、それらの特徴についてお伝えしていきたいと思います。

まずは、"変動金利"からです。

この商品は、金利が安いというメリットを持っていますが、
貸出金利が市場の動向に左右されてしまうことから、
将来の金利が分からないですし、最終的に返済する総額も全く予想出来ないというものです。

ですから、自己資金が多く借入金額が少ない方だったり、
もし金利が上がりそうになった時には、
まとまったお金を返済出来るような経済的余力がある人にとっては、
とっても有利な商品となっていますが、

自己資金が少なく、借入金額も多い、
また貯金が苦手だという方には、
あまりオススメ出来る商品ではありませんね。

では、その理由となる特徴について詳しくお伝えします。

変動金利の商品は半年ごとに金利を見直すのですが、
仮に半年後に金利が上がったからと言っても、
返済額がそれに連動して上がるというものではなく、
返済額自体は5年間変わらず、その内訳が変わります。

元金と利息の割合ですね。

例えば、返済額が70,000円だとしたら、
元金が45,000円、利息が25,000円だったのが、
元金が35,000円、利息が35,000円
になるといった感じです。

ですから実質上は、5年間返済は固定されるのですが、
その間で金利が上がってしまった場合には、
利息の割合が増え元金の減りが遅くなってしまうということですね。

また、5年後金利が上昇している場合、返済額は上がるようになるのですが、
現在の支払いの1.25倍以上にはならないという制限があります。

例えば、現在の返済が70,000円だとしたら、
どれだけ金利が上がったとしても87,500円以上の返済額にはならないということです。

とはいえ、金利が上がってしまった場合でも、
急に返済がキツくなることはないものの、
元金が全然減らないという状況を招くわけですから、
徐々に徐々に住宅ローンに苦しめられていくようになるので、
その点をご理解いただいた上で選んでいただければと思います。

第3回 資金計画に失敗する3つの理由。   その③!

では最後に、3つ目の理由についてお伝えします。

それは『住宅ローン選び』です。

これが『資金計画』で失敗する最大の要因です。

家づくりにおいて、お金のことというのは、誰もが後回しにしてしまいがちなことなのですが、
とりわけ『住宅ローン』となると、難しいとか理解しづらいといった理由から、
最も後回しになりやすいのではないでしょうか?

特に、面倒臭がりだったり、数字に苦手意識をお持ちの方などは、
出来れば避けて通りたい壁だと思います。
(住宅営業の方でも無知な方がたくさんいるぐらいですしね)

実際、『住宅ローン』は情報量が多い上、聞き慣れない言葉がたくさんあります。
ですが、ポイントさえしっかり押さえれば、
決して難しいことではありません。
きちんと理解していただくためにも、ゆっくりお伝えしていきたいと思います。
ちょっと取っ付きにくく難しいと感じるかもしれませんが、
じっくりと読んでいただけたらと思います。

それではまずは質問です。

住宅ローンの種類って一体どれくらいあるでしょうか?
下記の3つの中から選んでください。

1.約50種類
2.約500種類
3.約5000種類

さあ、どれでしょう!?
・・・

正解は、3番です!!
なんと、約5000種類もあるんです!!

そして、あなたは、その中からあなたにピッタリの住宅ローンを1つだけ選ばなくてはいけません・・・

と聞くと、余計難しく感じさせてしまったかもしれませんが、
その全てが全く違う商品なのか?と言うとそういうわけではなく、
実は大きく分けるとたった3種類しかなく、
それをそれぞれの金融機関が条件を変えてリリースしているというだけです。

その3種類が何かというと、

"変動金利"と"固定金利選択型金利"と"固定金利"です。

変動金利とは、その名の通り金利が変動していくもの。
固定金利選択型は、最初の一定期間だけ金利が固定されるもの。
固定金利とは、ずっと同じ金利が続いていくもの。

住宅ローン選びというのは、この3種類のうちのどれが自分に最もピッタリ合うかを考えて選ぶだけなんですよね。

ということで、そのために必要な知識について次回はお伝えしていきたいと思います。お楽しみに♪